先日あった本当の話

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先週の土曜日、野市動物公園での2ステージを終えた後に撤収作業をしていると、小学生になるかならないかぐらいの小さな女の子が近付いて来ました。
すぐ後ろにはお母さんらしき人が立っています。

その子は「つぎはどこですか?」と、今にも泣きそうな小さな声で私に話しかけてきました。
よく見ると、目の下に涙の跡があるようにも見えました。

ご存じかもしれませんが、私のバルーンショーは観客参加型で、何人かの男の子と女の子に1人づつステージに上がって手伝ってもらって、その御礼にショーで使ったバルーン作品をあげて降りてもらいます。

最近は、観客席に向かって「この中でSAMEPONを知ってる人!」と聞くと、有り難いことに手がたくさんあがる様になり、事前にお願いしなくてもステージに上ってくれるお客様が増えてきました。

たぶんその子は、バルーンが欲しくて2回ともステージを見てくれて、一生懸命に手を挙げたけど、他の子が当たって自分は貰えなかったのでしょう。

だから、悔しくて悲しくて、お母さんに勧められて次のチャンスの場所を聞きに来たのでしょう。

小さな女の子が素の大人のオジサンに話しかけるのには大変な勇気が要った事だろうと思います。

その子に悲しい想いをさせた事が申し訳なくて、緩い涙腺が爆発しそうになるのを我慢しながら、女の子の手を取って「ゴメンね〜、ゴメンね〜」と何度も呟きながら、この先のスケジュールをお2人に伝えてバイバイしました。

※動物公園内では、間違ってバルーンを動物が食べてしまって、万が一の事が有ってはいけないので、ステージ以外でバルーンを配ってはいけない事になっています。

女の子はお母さんに手を引かれつつ、こっちを見たまま手を振りながら去っていきました。

ふと思い出す度に、ため息をついてしまう思い出になりました。

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写真は以前に野市動物公園の屋内ステージでのショーで作った、園のマスコットのワヲキツネザル。
園以外でも人気があります。

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